閣法29号成立内閣提出

AI推進法案

正式名称:人工知能関連技術の研究開発及び活用の推進に関する法律案

法案の概要

AIを安全に活用しながら研究開発と産業利用を進めるため、基本理念、国の責務、基本計画、AI戦略本部などを定めた。

関係する可能性がある人
AIを利用する個人・事業者AIの開発者・研究者行政・教育機関
現在地2025年6月4日公布(法律第53号)成立
衆院委衆院本参院委参院本成立
公式情報へのリンクを掲載2026.07.28確認

30-SECOND GUIDE

AI推進法案で何が変わるのか

AIを安全に活用しながら研究開発と産業利用を進めるため、基本理念、国の責務、基本計画、AI戦略本部などを定めた。

関係する人

AIを利用する個人・事業者・AIの開発者・研究者・行政・教育機関

AIを利用する個人・事業者、AIの開発者・研究者、行政・教育機関に関わる可能性がある法案です。

主な変更

AI政策の基本理念と国・事業者等の責務を明記

AI政策の基本理念と国・事業者等の責務を明記。政府がAI基本計画を策定。

次に確認

2025年6月4日公布(法律第53号)

基本計画とガイドラインの具体性

WHAT CHANGES

何が変わるか

まず要点を確認し、気になる項目を開くと、制度上の変化とまだ決まっていない点を詳しく読めます。

01

AI政策の基本理念と国・事業者等の責務を明記

AI政策の基本理念と、国・自治体・事業者・研究者の役割を定める。

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研究開発と産業利用を進めながら、安全、権利、透明性に配慮する基本的な考え方を法律で共有する。事業者へ一律の事前許可を課す規制法ではなく、政策を総合的に進める基本法である。

02

政府がAI基本計画を策定

政府がAI基本計画を作り、研究、人材、計算資源、活用、安全対策をまとめて進める。

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国内の研究開発基盤、データ、人材育成、行政・産業での利用と、リスクへの対応を一つの計画に示す。技術や国際ルールの変化に応じて見直す。

03

内閣にAI戦略本部を設置し、調査・施策を推進

内閣にAI戦略本部を置き、重大な不適切利用を調査し施策へ反映する。

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首相を本部長とする組織が省庁の施策を調整し、必要に応じて事業者等から情報を得て、不適切なAI利用の事例を調査する。結果を指針や支援策へつなげる。

MEMBERS & GROUPS

議員・会派の違いを比べる

同じ法案や論点への発言を、賛否だけでなく優先する手段の違いで比較します。

公式投票記録参議院・賛成214 / 反対18会派別賛否を見る →

POINTS AT ISSUE

成立までの主な論点

審議では、研究開発を遅らせない柔軟な基本法とする考えに対し、偽情報、差別、性的ディープフェイクなど現に起きている被害へ十分対応できるかが問われた。成立後は基本計画と分野別ルールの内容が実効性を左右する。

01

基本計画とガイドラインの具体性

基本計画に担当省庁、期限、測定可能な目標を置き、進捗と失敗を公開できるかが重要である。

02

偽情報・差別・性的ディープフェイクなどの人権リスク

本人の同意なく作られる画像、差別的な自動判断、偽情報などは尊厳や民主主義へ直接影響する。申立て、削除、訂正、損害回復へつながる制度が必要である。

03

技術変化に応じた制度の見直し

AIの能力と利用方法は急速に変わる。固定した技術名ではなくリスクに応じて指針と法制度を更新し、国際的な相互運用性も保つ必要がある。

ROLL-CALL VOTE

採決と会派別賛否

2025.05.28参議院本会議・最終採決。公式の議員別投票結果を会派単位で集計しています。

賛成
214
反対
18
投票総数
232
押しボタン式投票可決参議院の投票結果 ↗
自由民主党賛成賛成 110 / 反対 0 ・ 3名は投票なし
立憲民主・社民・無所属賛成賛成 41 / 反対 0
公明党賛成賛成 25 / 反対 0 ・ 2名は投票なし
日本維新の会賛成賛成 17 / 反対 0
国民民主党・新緑風会賛成賛成 12 / 反対 0
日本共産党反対賛成 0 / 反対 11
れいわ新選組反対賛成 0 / 反対 4 ・ 1名は投票なし
沖縄の風賛成賛成 1 / 反対 0 ・ 1名は投票なし
NHKから国民を守る党反対賛成 0 / 反対 2

参議院公式の本会議投票結果から、会派別の賛否票数を転記。各派に属しない議員は会派比較から除いています。 掲載議員の詳細ページでは、本人の票を一覧で確認できます。

採決一覧で詳しく見る →

DEBATE & HISTORY

議論と審議の流れ

議案の手続と、このサイトで確認した会議録・発言を日付順に並べています。

  1. 提出
  2. 衆議院
  3. 会議録

    AI推進法案をリスクと人権から審議

    AI推進法案について、基本計画と戦略本部、偽情報・ディープフェイク、人権・著作権、教育、安全保障、開発者の責任を議論した。

    会議と発言を詳しく見る →
  4. 成立
  5. 公布

IMPLEMENTATION

成立後の実施状況

法律とAI戦略本部の規定は施行済みで、基本計画と不適切利用の調査を実際の被害対応へつなぐ段階です。

運用確認中
いま確認すること

性的ディープフェイク、偽情報、差別的判断などの調査対象と、指導・助言・追加立法へ進む判断基準を具体化すること。

次の節目

AI基本計画の指標と、不適切利用に関する調査結果の公表を確認

施行の工程と確認指標を見る →