閣法21号成立内閣提出

医療法等改正案

正式名称:医療法等の一部を改正する法律案

法案の概要

第217回から継続審査となり、第219回で成立。人口減少を見据えた地域医療構想、医療機関の経営情報、医療DXなどの制度を見直した。

現在地第217回提出、第219回成立。2025年12月12日公布(法律第87号)成立
衆院委衆院本参院委参院本成立
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30-SECOND GUIDE

医療法等改正案で何が変わるのか

第217回から継続審査となり、第219回で成立。人口減少を見据えた地域医療構想、医療機関の経営情報、医療DXなどの制度を見直した。

主な変更

地域医療構想の対象を外来・在宅医療等へ拡張

地域医療構想の対象を外来・在宅医療等へ拡張。医療機関の経営・機能情報を把握する仕組みを整備。

あわせて見る論点

地域の医療アクセスと病院経営

地域の医療アクセスと病院経営。患者・障害当事者の計画参加。

次に確認

第217回提出、第219回成立。2025年12月12日公布(法律第87号)

地域の医療アクセスと病院経営

WHAT CHANGES

何が変わるか

まず要点を確認し、気になる項目を開くと、制度上の変化とまだ決まっていない点を詳しく読めます。

01

地域医療構想の対象を外来・在宅医療等へ拡張

地域医療構想を病床だけでなく、外来・在宅医療や介護連携まで広げる。

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将来の人口と医療需要を基に、入院病床の配分だけでなく、外来、在宅、救急、介護とのつながりを地域で計画する。医療機関の役割分担と連携を面的に考える仕組みへ改める。

02

医療機関の経営・機能情報を把握する仕組みを整備

医療機関の経営・機能情報を集め、地域の医療提供体制に活用する。

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病床、診療機能、人員、経営状況などを把握し、支援や役割分担の判断材料にする。経営危機を早期に捉えながら、患者に必要な医療を地域で残すことが目的である。

03

電子カルテ等の医療DXと地域連携を推進

電子カルテなど医療DXを進め、医療機関間の情報連携を強化する。

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標準化した電子カルテ情報を診療や地域連携へ使い、重複検査や情報の分断を減らす。国が普及と共通仕様を進める一方、紙中心の小規模診療所も移行できる支援が必要になる。

MEMBERS & GROUPS

議員・会派の違いを比べる

同じ法案や論点への発言を、賛否だけでなく優先する手段の違いで比較します。

公式投票記録参議院・賛成229 / 反対15会派別賛否を見る →

POINTS AT ISSUE

成立までの主な論点

第217回国会から継続審査となり、第219回国会で衆議院修正を経て成立した。議論は、人口減少下で医療機関をどう再編・支援するか、患者・障害当事者が計画へ参加できるか、電子カルテの費用と情報保護へ広がった。

01

地域の医療アクセスと病院経営

機能集約で専門医療を維持できても、通院距離や救急搬送が伸びる地域がある。経営指標だけでなく住民のアクセスを評価する必要がある。

02

患者・障害当事者の計画参加

地域医療構想の策定段階から患者、障害者、高齢者、家族の意見を継続的に反映し、会議資料と判断理由を公開することが重要である。

03

電子カルテの導入・維持負担

電子カルテの初期費用と更新・保守費は小規模診療所に重い。標準仕様、補助、移行支援、障害時の代替手段を一体で整える必要がある。

ROLL-CALL VOTE

採決と会派別賛否

2025.12.05の参議院本会議・最終採決。公式の議員別投票結果を会派単位で集計しています。

賛成
229
反対
15
投票総数
244
押しボタン式投票可決参議院の投票結果 ↗
自由民主党賛成賛成 97 / 反対 0 ・ 3名は投票なし
立憲民主・社民・無所属賛成賛成 42 / 反対 0
国民民主党・新緑風会賛成賛成 25 / 反対 0
公明党賛成賛成 21 / 反対 0
日本維新の会賛成賛成 19 / 反対 0
参政党賛成賛成 15 / 反対 0
日本共産党反対賛成 0 / 反対 7
れいわ新選組反対賛成 0 / 反対 6
日本保守党賛成賛成 2 / 反対 0
沖縄の風反対賛成 0 / 反対 2

参議院公式の本会議投票結果から、採決時点の会派別賛否を転記。各派に属しない議員は会派比較から除き、会派内の投票なしは注記しています。 掲載議員の詳細ページでは、本人の票を一覧で確認できます。

採決一覧で詳しく見る →

DEBATE & HISTORY

議論と審議の流れ

議案の手続と、このサイトで確認した会議録・発言を日付順に並べています。

  1. 提出

    第217回国会に法案を提出

    地域医療構想と医療DXなどを見直す政府提出法案として提出され、継続審査となった。

    公式情報で確認する ↗
  2. 衆議院
  3. 会議録

    地域医療構想と医療DXを参考人と検討

    医療法等改正案について参考人から意見を聴き、人口減少下の地域医療・介護、病院経営、電子カルテ、患者・障害当事者の参画を議論した。

    会議と発言を詳しく見る →
  4. 成立
  5. 公布

IMPLEMENTATION

成立後の実施状況

2026年4月のオンライン診療・医師偏在対策等を皮切りに、同年10月、2027年4月、その後の政令日へ複数制度を段階施行しています。

段階施行中
いま確認すること

地域医療構想、医師偏在、オンライン診療、医療DXの施行時期を分けて示し、患者アクセスと医療機関の負担・経営への影響を追うこと。

次の節目

2026年10月の地域医療構想関係の一部施行と、2027年4月の主要規定施行

施行の工程と確認指標を見る →