鳥獣保護管理法改正案
正式名称:鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律の一部を改正する法律案
クマやイノシシが市街地など人の日常生活圏に出没した場合に、市町村の判断で安全を確保しながら緊急銃猟を行えるようにした。
30-SECOND GUIDE
鳥獣保護管理法改正案で何が変わるのか
クマやイノシシが市街地など人の日常生活圏に出没した場合に、市町村の判断で安全を確保しながら緊急銃猟を行えるようにした。
クマ・イノシシ出没地域の住民・市町村・警察・猟友会・ハンター
クマ・イノシシ出没地域の住民、市町村・警察、猟友会・ハンターに関わる可能性がある法案です。
一定条件下で市町村が緊急銃猟を実施可能に
一定条件下で市町村が緊急銃猟を実施可能に。安全確保、避難、損失補償の手続を整備。
2025年4月25日公布(法律第28号)
市街地での安全確保と判断基準
WHAT CHANGES
何が変わるか
まず要点を確認し、気になる項目を開くと、制度上の変化とまだ決まっていない点を詳しく読めます。
01一定条件下で市町村が緊急銃猟を実施可能に
クマなどが生活圏に出た場合、市町村の判断で緊急銃猟を行えるようにする。
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一定条件下で市町村が緊急銃猟を実施可能に
クマなどが生活圏に出た場合、市町村の判断で緊急銃猟を行えるようにする。
人の生命・身体に危険が迫り、通常の捕獲では間に合わないなど一定の条件を満たす場合、市町村長が安全を確認して捕獲者へ発砲を依頼できる。警察だけに判断を委ねる制度ではない。
02安全確保、避難、損失補償の手続を整備
住民避難、通行規制、損失補償など発砲時の安全手続を定める。
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安全確保、避難、損失補償の手続を整備
住民避難、通行規制、損失補償など発砲時の安全手続を定める。
市町村が周辺住民を避難させ、道路等を規制し、第三者の財産に損害が出た場合の補償を行う。捕獲者個人に全ての責任を負わせない枠組みにする。
03国が自治体向けの技術支援・マニュアルを整備
国が自治体向けの技術支援、判断基準、訓練を整える。
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国が自治体向けの技術支援・マニュアルを整備
国が自治体向けの技術支援、判断基準、訓練を整える。
野生動物の行動、安全な射撃、住民誘導を自治体職員が学べるよう、国がマニュアルや専門家派遣を用意する。都道府県や警察との連絡体制も強める。
POINTS AT ISSUE
成立までの主な論点
審議では、市街地で迅速に対応できる権限を市町村へ与える必要性と、住民・捕獲者の安全、責任・補償、人材不足が議論された。成立後は自治体のマニュアルと訓練が実際の初動を左右する。
市街地での安全確保と判断基準
発砲が最後の手段となる条件を共有し、警察到着前も含めて誰が安全を確認し決定するかを訓練しておく必要がある。
自治体・ハンターの責任と補償
自治体の依頼で行動する捕獲者に過大な民事・刑事リスクを負わせない一方、注意義務と事故調査を明確にする必要がある。
人材不足と訓練体制
熟練者の高齢化が進む。地域を越えた応援、若手育成、適切な報酬と保険を整えなければ制度を使えない地域が残る。
DEBATE & HISTORY
議論と審議の流れ
議案の手続と、このサイトで確認した会議録・発言を日付順に並べています。
- 提出
衆議院に法案を提出
生活圏での緊急銃猟を制度化する政府提出法案として提出された。
公式情報で確認する ↗ - 衆議院
衆議院で可決
環境委員会での可決を経て、衆議院本会議で可決された。
公式情報で確認する ↗ - 会議録
市街地のクマ・イノシシに緊急銃猟
鳥獣保護管理法改正案について、市街地など生活圏でのクマ・イノシシ被害、緊急銃猟、市町村の体制、ハンターの安全と補償を議論した。
三上 えり立憲民主・社民・無所属会議と発言を詳しく見る →市町村に判断と事故対応を集中させないよう、国の技術・予算・人員支援と、ハンターの責任・補償の明確化を求めた。
小野田 紀美自由民主党クマとイノシシを緊急銃猟の対象とする根拠を確認し、従来の制度で対応できなかった生活圏の危険へ迅速に備えるよう求めた。
高橋 次郎公明党市街地での訓練、分かりやすい運用マニュアル、施設被害の補償、自治体職員とハンターを守る装備・体制を質問した。
- 成立
参議院で可決
参議院本会議で可決され、成立した。
公式情報で確認する ↗ - 公布
法律第28号として公布
改正法が公布された。
公式情報で確認する ↗