第217回国会参議院環境委員会 第6号

市街地のクマ・イノシシに緊急銃猟

鳥獣保護管理法改正案について、市街地など生活圏でのクマ・イノシシ被害、緊急銃猟、市町村の体制、ハンターの安全と補償を議論した。

確認済み会議録ID 121714006X00620250417

この会議の主要論点

  1. 01

    生活圏に出た危険鳥獣へ迅速かつ安全に対応できるか

  2. 02

    市町村の判断・避難・訓練を国がどう支援するか

  3. 03

    ハンターと住民の安全、損失補償、責任をどう明確にするか

詳しい会議解説

この会議を背景から読む

公式会議録を基に、背景、審議の流れ、原文、確認できた結論、今後の確認点を分けて整理しています。

01

背景

クマやイノシシが住宅地へ出没する事案が増え、従来の鳥獣保護管理法では、市街地で銃器を使用する際の判断と安全確保が難しい場面があった。改正案は、人の生命・身体への危険が迫り、他の方法では対応できない場合に、市町村が一定の条件下で「緊急銃猟」を実施できる制度を設けるものである。住民の安全を迅速に守る必要がある一方、発砲による事故、建物への損害、自治体職員や捕獲従事者の責任を明確にすることが求められた。

02

何が審議されたか

委員会では、緊急銃猟の対象を主にクマとイノシシとする根拠、シカやサルなど他の鳥獣との違いを確認した。実施主体となる市町村が、出没時に避難、交通規制、発砲の可否を判断できるよう、国が運用マニュアル、専門家、訓練、予算をどう支えるかが議論された。発砲で住宅・車両等へ損害が生じた場合の補償、ハンターの法的責任と安全装備、警察との連携も重要な論点となった。捕獲だけに頼らず、個体数管理、誘引物の除去、生息地との境界管理を平時から進める必要性も示された。

03

会議録の原文で確かめる

「危険銃猟の実施主体となる市町村においては、実施体制の整備、実施の判断、そして万が一事故が発生した場合の補償、これ備えるべき課題が山積しております。」

「今回の法案で緊急銃猟の対象になる危険鳥獣というものが政令で定義されて、熊とイノシシであるというふうに承知しておりますけれども、鹿や猿も鳥獣被害は多数報告されております。」

04

確認できたこと

  • 市町村が一定条件で緊急銃猟を実施する法案を審査した
  • 国による技術・予算・人員支援と市街地訓練の必要性を確認した
  • 改正法はその後成立し、具体的な運用基準と自治体体制の整備へ移った
05

今後の確認点

  • 小規模自治体が夜間・休日にも安全な判断を行える専門体制をどう確保するか
  • 事故や施設損害が起きた場合の補償と責任分担を現場へ明確に周知できるか
  • 捕獲、個体数管理、生活圏への侵入予防を地域ごとにどう組み合わせるか

主な発言

3件の発言要約を収録。

質問と答弁を対で読む

問い、直後の政府答弁、残された確認点を原文抜粋で確認できます。

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