SPEECH COMPARISON
障害年金の判定を、生活実態にどう近づけるか
不支給判定の点検と生活機能の評価を比較
二氏は、不支給判定が適切だったかの全件点検と、医学的所見だけでなく生活機能・社会参加を捉える審査という二つの方向から制度の透明性を求めました。
医学的な診断を基礎にしながら、日常生活と社会参加の困難を審査へ反映できるか。
VOICES
発言を並べる
各発言の要約と原文抜粋を、同じ会議録から確認します。
石橋 通宏
立憲民主・社民・無所属
「まず最初に、やはり、今日機構理事長に改めてお見えをいただいておりますが、今回の障害年金の不支給判定、極めて疑惑の多い結果だと。先週になって、ようやく抽出調査の結果が当委員会にも提出をされておりますが、機構理事長、改めてお聞きしたいのです。」
障害年金の不支給判定に関する抽出調査を基に、本来支給されるべき人が除外されていないか全件点検と是正を求めた。
天畠 大輔
れいわ新選組
「中でも、社会モデルを適用した障害年金制度のあるドイツやスウェーデンを紹介した際、総理は、諸外国の動向も踏まえて議論を行うべきとおっしゃいました。つまり、総理も、諸外国では生活機能や社会参加…」
医学的な判定だけでなく生活機能や社会参加も考慮する障害年金制度を提案し、審査の透明性と所得保障を求めた。
COMPARISON AXES
3つの比較軸
- 01
検証する対象
既に行われた不支給判定を点検して是正することと、将来の判定基準自体を生活実態へ近づけることは別の課題です。
- 02
判断材料
診断書や医学的所見に加え、日常生活能力、必要な支援、社会参加の制約を誰がどのように確認するかが問われています。
- 03
透明性と救済
判定理由の説明、審査のばらつき、再審査・不服申立て、誤りがあった場合の遡及的な支給を一体で確認する必要があります。
COMMON GROUND
共通している点
障害がある人の所得保障を、形式的な書類だけで必要な人から外さず、審査の理由を検証できる制度にする必要性は共通しています。