児童福祉法等改正案
正式名称:児童福祉法等の一部を改正する法律案
保育士不足と児童虐待への対応を強化するため、保育人材支援、保育所等の虐待通報、一時保護中の面会・通信制限などを制度化した。
30-SECOND GUIDE
児童福祉法等改正案で何が変わるのか
保育士不足と児童虐待への対応を強化するため、保育人材支援、保育所等の虐待通報、一時保護中の面会・通信制限などを制度化した。
保育所を利用するこどもと保護者・保育士・保育事業者・児童相談所・自治体
保育所を利用するこどもと保護者、保育士・保育事業者、児童相談所・自治体に関わる可能性がある法案です。
保育士・保育所支援センターを法定化
保育士・保育所支援センターを法定化。保育所等の職員による虐待の通報制度を整備。
2025年4月25日公布(法律第29号)
保育士確保策の実効性と処遇改善
WHAT CHANGES
何が変わるか
まず要点を確認し、気になる項目を開くと、制度上の変化とまだ決まっていない点を詳しく読めます。
01保育士・保育所支援センターを法定化
保育士・保育所支援センターを法律に位置付け、人材確保を進める。
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保育士・保育所支援センターを法定化
保育士・保育所支援センターを法律に位置付け、人材確保を進める。
潜在保育士の復職相談、求人とのマッチング、研修、離職防止を地域のセンターが担う。保育士不足への支援を一時的な事業ではなく継続的な制度にする。
02保育所等の職員による虐待の通報制度を整備
保育所等の職員による虐待を通報する制度を整える。
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保育所等の職員による虐待の通報制度を整備
保育所等の職員による虐待を通報する制度を整える。
保育の現場で身体的・心理的虐待などを発見した人が自治体へ通報できるようにし、自治体が事実確認と改善指導を行う。通報した人が不利益を受けない保護も必要になる。
03一時保護中の面会・通信制限に法的根拠を付与
一時保護中の子どもの面会・通信を制限する法的根拠を設ける。
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一時保護中の面会・通信制限に法的根拠を付与
一時保護中の子どもの面会・通信を制限する法的根拠を設ける。
虐待のおそれなどから一時保護した子どもの安全を守るため、保護者等との面会や電話・通信を必要な範囲で制限できるようにする。制限は自動的ではなく個別判断を要する。
POINTS AT ISSUE
成立までの主な論点
改正は保育人材確保、施設内虐待への対応、一時保護中の安全という異なる課題をまとめて扱った。審議では、通報を機能させる現場の安心と、面会制限による子どもの権利制約を必要最小限にする手続が問われた。
保育士確保策の実効性と処遇改善
復職支援だけでなく、賃金、配置、休暇、記録業務を改善しなければ離職は続く。センター事業と処遇改善の成果を併せて見る必要がある。
通報者保護と虐待対応の運用
同僚を通報する心理的負担と報復への不安を減らすため、外部窓口、匿名相談、調査中の秘密保持を実効的にする必要がある。
面会制限時のこどもの意思・権利保障
安全確保を理由に親子関係を一律に切らず、子どもの年齢と希望、危険度に応じて方法・頻度・期間を見直すことが重要である。
DEBATE & HISTORY
議論と審議の流れ
議案の手続と、このサイトで確認した会議録・発言を日付順に並べています。
- 提出
衆議院に法案を提出
保育人材と児童保護制度を見直す政府提出法案として提出された。
公式情報で確認する ↗ - 会議録
保育士確保と虐待対応を法案審査
児童福祉法等改正案について、保育士・保育所支援センター、保育士の処遇、保育所等での虐待通報、一時保護中の面会・通信制限を議論した。
日野 紗里亜国民民主党・無所属クラブ会議と発言を詳しく見る →保育士・保育所支援センターの法定化が潜在保育士の復職や人材確保に結び付くよう、実績と数値目標を示すことを求めた。
本村 伸子日本共産党保育士不足の根本対策として賃金・配置基準・休暇環境の改善を求め、面会制限では専門家がこどもの意思を慎重に確認するよう主張した。
大西 洋平自由民主党・無所属の会保育所等の虐待を通報した職員が不利益を受けない仕組みと、一時保護中の面会制限でこどもの意思を尊重する方法を質問した。
- 衆議院
衆議院で可決
こども政策特別委員会での可決を経て、衆議院本会議で可決された。
公式情報で確認する ↗ - 成立
参議院で可決
参議院本会議で可決され、成立した。
公式情報で確認する ↗ - 公布
法律第29号として公布
改正法が公布された。
公式情報で確認する ↗