SPEECH COMPARISON

保育の質を、人材確保と通報制度でどう守るか

復職支援・配置と処遇・虐待通報を三氏で比較

三氏は潜在保育士の復職と数値目標、賃金・配置基準・休暇、虐待を通報した職員の保護という異なる段階から保育現場の持続性を問い直しました。

比較する問い

保育士不足を補いながら、こどもの安全と職員が声を上げられる環境を両立できるか。

VOICES

発言を並べる

各発言の要約と原文抜粋を、同じ会議録から確認します。

01

日野 紗里亜

国民民主党・無所属クラブ

「本法案には、喫緊の課題である保育士不足への対応として、保育士・保育所支援センターの法定化をすることが盛り込まれています。保育士の確保や潜在保育士の復職支援を本気で進めるための一歩として、私はその方向性自体はいいものだと思っております。」

保育士・保育所支援センターの法定化が潜在保育士の復職や人材確保に結び付くよう、実績と数値目標を示すことを求めた。

02

本村 伸子

日本共産党

「保育士不足に関しては、ほかの産業と比べても低い賃金を引き上げるということ、そして子供の命と安全、発達を保障する、そして人権を保障する、保育士の皆さんにそういうことを保障して、やりたい保育がちゃんと実現できるようにしていくこと、そのためにも保育士の配置基準の改善ということが必要ですし…」

保育士不足の根本対策として賃金・配置基準・休暇環境の改善を求め、面会制限では専門家がこどもの意思を慎重に確認するよう主張した。

03

大西 洋平

自由民主党・無所属の会

「高齢者施設や障害者施設と同様、保育所内での虐待行為においても、経営者や上司、同僚などによるものもございます。こうした状況下で、虐待事案の通報を行うことで通報者に不利益処分等が行われないように、何らかの対応が必要と考えますが、こども家庭庁として通報者の保護についてどのように考えているか、お伺いをさせていただきます。」

保育所等の虐待を通報した職員が不利益を受けない仕組みと、一時保護中の面会制限でこどもの意思を尊重する方法を質問した。

COMPARISON AXES

3つの比較軸

  1. 01

    人材を確保する入口

    離職した保育士の復職支援を強める方法と、賃金・配置・休暇を改善して離職自体を防ぐ方法があります。

  2. 02

    こどもの安全

    必要な職員数と専門性を確保することに加え、虐待や不適切保育を発見した職員が通報できる仕組みが問われています。

  3. 03

    成果の測り方

    センター経由の就職者数、離職率、配置状況、通報件数と不利益取扱い、こどもの意見を併せて見る必要があります。

COMMON GROUND

共通している点

保育士を人数として確保するだけでなく、働き続けられる職場と、こどもの安全を最優先にできる環境を整える必要性は三氏に共通しています。