災害対策基本法等改正案
正式名称:災害対策基本法等の一部を改正する法律案
能登半島地震の教訓を踏まえ、液状化対策、在宅・車中泊など避難所以外の被災者支援、福祉サービス、備蓄情報の公表を強化した。
30-SECOND GUIDE
災害対策基本法等改正案で何が変わるのか
能登半島地震の教訓を踏まえ、液状化対策、在宅・車中泊など避難所以外の被災者支援、福祉サービス、備蓄情報の公表を強化した。
災害時の避難者・在宅避難者・高齢者・障害者など要配慮者・自治体・福祉事業者・被災者支援団体
災害時の避難者・在宅避難者、高齢者・障害者など要配慮者、自治体・福祉事業者・被災者支援団体に関わる可能性がある法案です。
液状化対策を国・自治体の防災施策に明記
液状化対策を国・自治体の防災施策に明記。避難所以外にいる被災者の状況把握と支援を強化。
2025年6月4日公布(法律第51号)
福祉避難所と災害派遣福祉チームの地域格差
WHAT CHANGES
何が変わるか
まず要点を確認し、気になる項目を開くと、制度上の変化とまだ決まっていない点を詳しく読めます。
01液状化対策を国・自治体の防災施策に明記
液状化への事前対策と復旧を、国・自治体の防災施策に明記する。
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液状化対策を国・自治体の防災施策に明記
液状化への事前対策と復旧を、国・自治体の防災施策に明記する。
地震時の液状化リスクを調査し、宅地・道路・上下水道を含む対策と復旧を計画的に進める。能登半島地震で広範囲に被害が出た教訓を制度へ反映した。
02避難所以外にいる被災者の状況把握と支援を強化
在宅・車中泊など、避難所以外にいる被災者も把握して支援する。
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避難所以外にいる被災者の状況把握と支援を強化
在宅・車中泊など、避難所以外にいる被災者も把握して支援する。
指定避難所へ来ていない被災者の居場所と必要な支援を確認し、食料、情報、保健・福祉サービスを届ける。避難所の人数だけで支援計画を立てない仕組みに改める。
03災害救助に福祉サービスを追加し、備蓄状況の公表を促進
災害救助に福祉サービスを加え、備蓄状況を見える化する。
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災害救助に福祉サービスを追加し、備蓄状況の公表を促進
災害救助に福祉サービスを加え、備蓄状況を見える化する。
高齢者、障害者、乳幼児などへ介護・相談を提供する福祉支援を災害救助に位置付ける。国・自治体の物資備蓄と供給計画も公表し、発災前に不足を点検しやすくする。
MEMBERS & GROUPS
議員・会派の違いを比べる
同じ法案や論点への発言を、賛否だけでなく優先する手段の違いで比較します。
POINTS AT ISSUE
成立までの主な論点
能登半島地震の教訓を基に、避難所中心だった支援を在宅・車中泊や福祉ニーズへ広げる改正となった。審議では、制度を追加するだけでなく、被災自治体の人員・財政不足を国がどう補うかが繰り返し問われた。
福祉避難所と災害派遣福祉チームの地域格差
福祉避難所や災害派遣福祉チームの数と訓練には地域差がある。平時から受入先、人員、移送方法を決めておく必要がある。
在宅・車中泊避難者を漏れなく把握する仕組み
在宅避難者の把握は、自治会だけに頼ると漏れが出る。行政、医療・介護事業者、物流、デジタル手段を組み合わせる必要がある。
被災自治体への人員・財政・技術支援
小規模自治体が液状化対策、備蓄、個別支援を同時に進めるには、国の技術者派遣、標準システム、継続的な財源が欠かせない。
ROLL-CALL VOTE
採決と会派別賛否
2025.05.28の参議院本会議・最終採決。公式の議員別投票結果を会派単位で集計しています。
- 賛成
- 227
- 反対
- 6
- 投票総数
- 233
DEBATE & HISTORY
議論と審議の流れ
議案の手続と、このサイトで確認した会議録・発言を日付順に並べています。
- 提出
衆議院に法案を提出
能登半島地震の教訓を反映した災害法制の改正案として提出された。
公式情報で確認する ↗ - 会議録
能登の教訓から防災法制を見直し
災害対策基本法等改正案をめぐり、能登半島地震の復旧、液状化、在宅・車中泊避難者、災害時の福祉サービス、備蓄の見える化を審議した。
古賀 篤自由民主党・無所属の会会議と発言を詳しく見る →能登での現地対応を踏まえ、液状化復旧の工程、広域・分散避難、自治体が備蓄量を分かりやすく公表する方法を質問した。
近藤 和也立憲民主党・無所属能登の公費解体と災害公営住宅、液状化被害者への支援を取り上げ、福祉関係者への従事命令・罰則が支援の萎縮を招かないよう求めた。
田中 健国民民主党・無所属クラブ災害時の福祉サービスの対象と内容を明確にし、福祉避難所とDWATを全国で機能させる一貫した指針と支援を求めた。
- 衆議院
衆議院で可決
災害対策特別委員会での可決を経て、本会議で可決された。
公式情報で確認する ↗ - 成立
参議院で可決
参議院本会議で可決され、成立した。
公式情報で確認する ↗ - 公布
法律第51号として公布
改正法が公布された。
公式情報で確認する ↗
IMPLEMENTATION
成立後の実施状況
2025年7月の施行後、在宅・車中泊避難者の把握、福祉支援、液状化対策、備蓄公表を地域で機能させる段階です。
小規模自治体でも在宅避難者を漏れなく把握し、福祉人材・物資・住まいを届けられる平時の計画と訓練を整えること。
自治体の地域防災計画・備蓄情報・福祉支援体制の更新を確認