国産SAF、資源循環、熊対策を議論
国産SAFの供給網と廃食油回収、廃プラスチックのケミカルリサイクル、熊の出没対策とドローン活用など、地域実装の課題を質疑した。
この会議の主要論点
- 01
国内で発生する廃食油をSAF原料として循環させる仕組み
- 02
ケミカルリサイクル生成油の制度上の扱い
- 03
熊対策を災害級の課題として国と自治体がどう担うか
詳しい会議解説
この会議を背景から読む
公式会議録を基に、背景、審議の流れ、原文、確認できた結論、今後の確認点を分けて整理しています。
背景
航空分野の脱炭素には、持続可能な航空燃料(SAF)を国内で安定供給する仕組みが必要になる。一方、原料となる廃食油の海外流出や価格差、空港までの配送など、製造設備だけでは解決しない課題がある。同じ会議では、廃プラスチックの資源循環と、住宅地・農地に広がる熊被害も扱われ、環境政策を地域で実装する際の費用、人材、安全が焦点となった。
何が審議されたか
SAFについては、家庭・事業者からの廃食油回収、原料認証、既存燃料との価格差、航空会社の利用、空港への供給までを一体で支える必要性が議論された。廃プラスチック由来の生成油を循環資源として扱いやすくする制度も確認した。熊対策では、被害を緊急事態として捉える意見とともに、個体数管理、自治体支援、ドローン活用、捕獲の担い手確保を国と地域がどう分担するかが問われた。
会議録の原文で確かめる
「もう一つは、事業系として回収された品質の高い廃食油のうち、年間約十二万から十三万トンが高値で買い取る海外事業者へ輸出されていることです。」
「この熊の問題は、本当に緊急事態、災害と思って国に取り組んでもらわなければならないと考えています。」
確認できたこと
- 政府は、SAFの安定的な市場拡大にはサプライチェーン全体を見て必要な支援を講じることが重要だと説明した。
- 廃食油の国内回収と利用を、航空燃料の供給確保と資源循環の双方から追う論点が示された。
- 熊被害は住宅地や農地の安全に関わる地域課題として、個体数管理と自治体支援を含めて議論された。
今後の確認点
- 国産SAFの生産量、利用量、価格差を同じ指標で継続的に確認できるか。
- 家庭と事業者から回収される廃食油のうち、国内利用へ回る割合をどう高めるか。
- 熊の出没情報、個体数推計、被害防止策の効果を自治体を越えて共有できるか。
主な発言
4件の発言要約を収録。
輿水 恵一
中道改革連合・無所属廃プラスチック由来のケミカルリサイクル生成油が資源として循環しやすくなるよう、制度上の扱いを確認した。
議員ページへ →村岡 敏英
国民民主党・無所属クラブ住宅地や農地にも広がる熊被害を緊急事態・災害として捉え、国が個体数管理と自治体支援を強めるよう求めた。
議員ページへ →西園 勝秀
中道改革連合・無所属国産SAFの供給拡大、廃食油の海外流出と家庭回収、ドローンを使った熊対策、山岳トイレの整備を取り上げた。
議員ページへ →渡辺 真太朗
無所属国内SAF製造施設の視察を踏まえ、価格競争力、原料確保、航空会社の利用を結ぶ支援策を質問した。
議員ページへ →質問と答弁を対で読む
問い、直後の政府答弁、残された確認点を原文抜粋で確認できます。
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