閣法30号成立内閣提出

経済安全保障推進法等改正案

正式名称:経済施策を一体的に講ずることによる安全保障の確保の推進に関する法律及び株式会社国際協力銀行法の一部を改正する法律案

法案の概要

重要物資や基幹インフラの供給途絶に備え、医療分野を含む対象の見直し、官民協議、国際協力銀行による海外事業支援などを拡充した。

関係する可能性がある人
重要物資・基幹インフラの事業者医療・エネルギー・デジタル分野海外展開する日本企業
現在地2026年6月17日公布(法律第38号)成立
衆院委衆院本参院委参院本成立
公式情報へのリンクを掲載2026.07.28確認

30-SECOND GUIDE

経済安全保障推進法等改正案で何が変わるのか

重要物資や基幹インフラの供給途絶に備え、医療分野を含む対象の見直し、官民協議、国際協力銀行による海外事業支援などを拡充した。

関係する人

重要物資・基幹インフラの事業者・医療・エネルギー・デジタル分野・海外展開する日本企業

重要物資・基幹インフラの事業者、医療・エネルギー・デジタル分野、海外展開する日本企業に関わる可能性がある法案です。

主な変更

基幹インフラ制度の対象に医療分野を追加

基幹インフラ制度の対象に医療分野を追加。重要物資の安定供給に関する官民協議などを整備。

次に確認

2026年6月17日公布(法律第38号)

抗菌薬など医療物資の供給安定

WHAT CHANGES

何が変わるか

まず要点を確認し、気になる項目を開くと、制度上の変化とまだ決まっていない点を詳しく読めます。

01

基幹インフラ制度の対象に医療分野を追加

基幹インフラの事前審査対象に、一定の医療分野を加える。

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国民生活に不可欠なサービスへ重要な設備を導入する際、供給者やリスクを国が事前に確認する制度を医療分野にも広げる。サイバー攻撃や外国からの影響で医療提供が止まる事態を防ぐ狙いである。

02

重要物資の安定供給に関する官民協議などを整備

重要物資の供給を守るため、企業と政府が情報を共有する協議の仕組みを設ける。

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医薬品、エネルギー、部素材などの供給途絶リスクについて、企業と行政が平時から情報を持ち寄り、調達先の多角化や国内生産を検討する。営業秘密を扱うため情報管理も強化する。

03

国際協力銀行の支援対象を供給網・海外インフラへ拡充

国際協力銀行の支援を、海外の供給網・インフラ事業へ広げる。

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日本企業が重要物資を確保する海外事業や、経済安全保障上重要なインフラへ投融資しやすくする。海外依存をなくすのではなく、途絶しにくい複数の経路をつくる施策である。

MEMBERS & GROUPS

議員・会派の違いを比べる

同じ法案や論点への発言を、賛否だけでなく優先する手段の違いで比較します。

公式投票記録参議院・賛成225 / 反対16会派別賛否を見る →

POINTS AT ISSUE

成立までの主な論点

衆議院で修正を受けた上で成立した。審議では、抗菌薬など医療物資の安定供給、AI・クラウド・エネルギーの海外依存を減らす必要性と、規制対象企業の負担、機微情報の管理が議論された。

01

抗菌薬など医療物資の供給安定

国内製造だけでは原料や設備が海外に依存する場合がある。備蓄、複数調達、国内能力を組み合わせ、実際の不足時に供給できるかを確認する必要がある。

02

AI・クラウド・エネルギーの海外依存

AI、クラウド、LNGなど分野ごとに代替可能性が異なる。依存度を測る指標と、費用に見合う優先順位を公開することが重要である。

03

規制対象事業者の負担と情報管理

事前審査と報告が過度な負担になれば設備更新を遅らせる。一方、提出情報の漏えいも避ける必要があり、対象限定と厳格なアクセス管理が求められる。

ROLL-CALL VOTE

採決と会派別賛否

2026.06.10参議院本会議・最終採決。公式の議員別投票結果を会派単位で集計しています。

賛成
225
反対
16
投票総数
241
押しボタン式投票可決参議院の投票結果 ↗
自由民主党・無所属の会賛成賛成 97 / 反対 0 ・ 4名は投票なし
立憲民主・無所属賛成賛成 39 / 反対 0 ・ 1名は投票なし
国民民主党・新緑風会賛成賛成 25 / 反対 0
公明党賛成賛成 21 / 反対 0
日本維新の会賛成賛成 19 / 反対 0
参政党賛成賛成 15 / 反対 0
日本共産党反対賛成 0 / 反対 7
れいわ新選組反対賛成 0 / 反対 5
日本保守党賛成賛成 2 / 反対 0
沖縄の風反対賛成 0 / 反対 2
チームみらい・無所属の会賛成賛成 2 / 反対 0
社会民主党反対賛成 0 / 反対 2

参議院公式の本会議投票結果から、会派別の賛否票数を転記。各派に属しない議員は会派比較から除き、会派内の投票なしは注記しています。 掲載議員の詳細ページでは、本人の票を一覧で確認できます。

採決一覧で詳しく見る →

DEBATE & HISTORY

議論と審議の流れ

議案の手続と、このサイトで確認した会議録・発言を日付順に並べています。

  1. 提出
  2. 会議録

    医療・AI・エネルギーの供給網を審議

    経済安全保障推進法等改正案について、LNGなどエネルギー調達、AI・クラウドの海外依存、医療分野の基幹インフラ指定、抗菌薬の供給を議論した。

    会議と発言を詳しく見る →
  3. 衆議院
  4. 成立
  5. 公布