第217回国会衆議院消費者問題に関する特別委員会 第7号

公益通報者を守る実効策を審議

公益通報者保護法改正案をめぐり、内部通報窓口の独立性、通報者探し・妨害の禁止、不利益な配置転換の立証、消費者庁の執行体制を議論した。

確認済み会議録ID 121704536X00720250423

この会議の主要論点

  1. 01

    通報者を特定しようとする行為をどこまで防げるか

  2. 02

    解雇だけでなく配置転換などの報復からどう守るか

  3. 03

    事業者の体制整備と行政の監督を実効的にできるか

詳しい会議解説

この会議を背景から読む

公式会議録を基に、背景、審議の流れ、原文、確認できた結論、今後の確認点を分けて整理しています。

01

背景

企業や組織の不正を内部から知らせる公益通報は、食品安全、製品事故、会計不正などの被害を早期に止める手段となる。一方、通報者を特定する探索、配置転換、降格などへの不安があれば、制度があっても通報しにくい。通報後の不利益取扱いを労働者側が立証する負担も課題であり、この会議は、改正案が実際の職場で通報者を守れるかを審議した。

02

何が審議されたか

公益通報者保護法改正案について、通報しない旨の合意を求める行為と通報者探索の禁止、公益通報対応業務の独立性、守秘義務、範囲外共有の防止を議論した。解雇や懲戒だけでなく配置転換などの不利益取扱いをどう判断するか、裁判で誰が理由を立証するかが焦点となった。法定指針に具体例を示すこと、事業者への周知、違反への抑止、行政が運用実態を把握して通報者を救済する手続も問われた。

03

会議録の原文で確かめる

「公益通報後に配置転換をされてしまった、今もたくさんある、じゃ、この人たちは今の法制度でどうやったら保護されるというふうに大臣はお考えなのか、お聞かせください。」

「配置転換も含め、禁止されている不利益な取扱いに含まれ得る措置の例を法定指針に明示し周知することを検討しているところであります。」

04

確認できたこと

  • 通報者を特定するための探索行為と、通報しない旨の合意を求める行為を禁止する改正内容が審議された。
  • 政府は、配置転換など不利益取扱いに含まれ得る措置を法定指針へ明示することを検討すると説明した。
  • 通報対応部門の独立性、守秘、情報共有の範囲を事業者の体制整備へ反映する必要性が確認された。
05

今後の確認点

  • 配置転換や評価低下が通報を理由とするものか、通報者の立証負担をどこまで軽減できるか。
  • 通報者探索や範囲外共有を、監督機関がどのように発見し是正するか。
  • 相談件数、是正措置、報復事例を匿名化して公表し、改正効果を検証できるか。

主な発言

3件の発言要約を収録。

質問と答弁を対で読む

問い、直後の政府答弁、残された確認点を原文抜粋で確認できます。

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